今日は久々の雨です。天気予報ではだいぶ暖かいとのことでしたが体感温度はいつも通りかなー
と感じて静かに仕事をしています。
それでは働くことがもたらす心情を分類したときのひとつめから説明します。
(参考文献:働くことの意味がわかる本 飯田史彦著)
2.「働くことは、悦楽である」という人
誰にも頼ることができず、自分自身で懸命に働いてお金を稼がなければ生活できない状況に置かれていますが、働くことによって、大いに精神的な喜びも得ることができる人がいます。
このような人にとって、「働くこと」は、「悦楽」としての意味を持ちます。
働かなくてもかまわない人が自主的に働く場合とは違って、「働かなければ食べていけない」という切迫した苦境におかれているからこそ、かえって、その苦境を乗り越える際の喜びも、それだけ大きいです。
ここでいう「悦楽」とは、単なる感覚的な心地良さを指す「快楽」を超えて、文字通り「悦にいるほどの楽しみ」という境地にまで達することをいいます。悦にいること、つまり「己に酔う」ほどの体験を必要とする点で、肉体的な快楽以上のものだと言えます。
次回は 3.「働くこては、災難である」という人 について記述します。
4.「働くこては、苦痛である」という人
5.「働くこては、試練である」という人