自分の殻を破ってみよう

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成功者の教えより

自分の殻を認識したことがありますか?

さあ、今回は自分の殻を破る話です。

自問してみてください。

あなたの十年後の姿は、成功した人物になっていると言えるだろうか?

多くの人は自己限定したり、社会の規範に束縛されて、いつまでも同じ自分のままでいます。

それでは、なんとなく十年先、二十年先の自分が見えてしまいます。

自分を超えなければ、成功をこの手につかむことはできません。

成功者とは、自分の殻を破って、より豊かな心に、より大きな自分になった人のことだと思います。

では、殻とはなんなのでしょう

それは、自分と外の世界との境界線です。また、「自分はこういう人だ」という思い込みです。

この殻がなかなか破れません。でも、それは当然のことです。

たとえば殻の中でひなが成長する過程を考えてください。ひなはかえる日が来るまで、卵の殻の中で固く守られています。

まだ成長できていないのに表の世界に出たら、それこそ生きていけません。

人間も同じで、簡単に殻を破れるようなら自分のアイデンティティは確立しません。

しかし、いつまでもその殻の中に安住していると、殻はどんどん硬くなり、ついには破れなくなってしまいます。

そうすると窒息死します。人の場合は死ぬのは精神です。

【欲望があるから人は成長する】

「人間というのは、エゴで欲張りでスケベで、それでいてどこか崇高なところを求めています」

こんな矛盾した存在が人間です。

①エゴで欲張りでスケベ。人はなんと欲で濁な存在だろうか

②他方で、一歩でも崇高に生きたいと願う、清な存在でもあります。

人間とは、清濁あわせもった存在であり、「濁=欲望」があるから、次々と人生に問題が起こります。

欲望がまったくないという人がいたら、その人は人生からリタイアしているでしょう。

欲望はあってよく。成功とは、まず欲望の実現です。

追えるうちは徹底して追えばいいのです。

でも、いずれ問題がやってきて、次なるステージが用意されます。

その問題が起こったときに、「困ったことは起こらない」と、自分を超えなければなりません。

そして、次なるステージへとスケールアップすることが「清=崇高」たるゆえんであり、豊かさです。


今日はここまで。


ありがとうございました。

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